人間の本性を暴く!? 賭博堕天録カイジ 和也編の面白さ

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カイジシリーズ第4弾。

ぶっちゃけあまり人気がないシリーズですが読まないとここからの話についていけなくなるため必読です。

賭博堕天録と同じ夜の話であり、カイジが全く勝負しない斬新なシリーズ「賭博堕天録カイジ 和也編」について紹介します。

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カイジシリーズについて

ヤングマガジンにて1996年にて連載がスタート。タイトルを変えシリーズは今も連載中の作品です。

作者はギャンブル漫画で有名な福本伸行先生でカイジシリーズはそんな福本作品の中でも最も知名度のある作品であり、アニメ化、ドラマ化を中心にさまざまなコンテンツへ発展しており、誰しもが名前くらいは聞いたことのあるでしょう。

働きもしない典型的なダメ人間、伊藤カイジが極限の状況に立たされ己に秘められた博才を駆使して戦うギャンブル漫画の代表作です。

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和也編のあらすじ

村岡との17歩により4億8000円という大金を手にしたカイジは兵藤の息子である和也とのギャンブル対決をすることとなった。

勝負前に食事をすることとなった二人は和也が贔屓にしているレストランへ向かうことに。そのレストランは金持ちたちのための狂気じみたショーが行われていた。

そしてカイジは和也という人間の恐ろしさについて知っていくこととなるのだった。

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登場するゲーム

愛よりも剣

和也の考えたゲームであり男と女を箱に入れ空いている穴に順番に剣を差していき、ほとんどの穴には蓋がしてあるがいくつかは体に貫通するという恐ろしいゲーム。

どちらのどこに刺すかは二人が交互に決めることができるため、自己犠牲か保身か人間の醜いところが暴かれます。

友情確認ゲーム「救出」

三人で挑戦するゲームであり命を懸けて大金を得ることができます。

階段式になっている椅子に座らされ誰か一人が救出者となります。救出者はヘルメットについているランプが点灯しますし、その者がボタンを押せればクリアとなります。

時間以内にボタンを押さなければ3人全員が死んでしまうが、ボタンを押して救出しなかった場合残りの二人が死ぬというルールです。

単純なゲームですが「会話が許されない」という一点により人間関係を破壊する恐ろしいゲームへと姿を変えます。

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ここが面白い

カイジが戦わない

正直マイナス要素ではありますがこれまでのカイジと全く違うため、新鮮な部分でもあります。ゲーム以外の部分でカイジの凄さは出てきて、三人のクリアを真剣に願うおせっかいな点や、三人の戦略を瞬時に理解する洞察力はこれまでの経験が生きていると感じました。

勝負するのはカイジではありませんがあくまでもカイジや和也の視点で描かれるため三人の様子に一喜一憂するカイジのリアクションで説明を受けることになります。相変わらず喜怒哀楽が激しいので見ているだけで面白いです。

しかし、シリーズ中カイジが全くギャンブルすることなく終わってしまうのは想定外の事態で賭博堕天録終了時にあった期待はここで一気に冷めてしまうかもしれないため、番外編くらいの感覚で読むのをおすすめします。

和也の狂気

和也編と銘打っているだけあって兵藤の息子である和也がメインの話となっています。

人が死ぬことに抵抗が一切なく「和也プロデュース」という命がけのギャンブルを提案している。数々の人を死に追いやってなお、自分はチャンスを与えているだけというスタンスをとっています。

人間関係の裏側を見るのが好きらしく、「和也プロデュース」には対戦相手が存在せずどちらかが裏切るのを見守るギャンブルも存在します。

和也が言っていること自体は筋が通っていることが多く、「人間追い詰められたとき初めて本性が出る」というのは間違っていないように思います。友情なんてものは存在しないと本気で考えており、何度騙されても人を信じるカイジとの考えの違いから「救出」が行われることとなります。

意外にも感情豊かな人物で父親を通してしか自分が見られないことにコンプレックスを持っていたり勝負に対しても公平性を保とうとするなどこれまでの敵に比べると好感が持てる部分もあるのも事実です。

疑心暗鬼の「救出」

光山、チャン、マリオという三人組が挑戦することとなります。この三人は他人のために臓器を差し出すほど情に厚く、その点を和也に気に入られ「救出」の挑戦が認められました。

ゲーム自体は非常に単純でコツさえつかめばミスすることのないギャンブルでした。しかし、意思疎通ができずルール説明も別個で行われたため、作戦を立てる事すら許されない状況なので誰か一人のワンミスで三人が死ぬこととなる緊張感のあるギャンブルです。

本来なら信頼しあっていてクリアできるはずだったのですが、和也の揺さぶりによって次第に疑心暗鬼になっていき、自分が死なないために二人を殺すという発想が生まれてしまいます。

これこそが和也の見たかった姿であり、「救出」の怖いところです。この考えになるようにゲームのルールが作られていて、シンプルに上手いな。と感じました。

疑心暗鬼の中でもなんとかクリアしていく三人の姿に見ている私達もハラハラドキドキの展開が続きます。

あとヘルメットがダサく、かっこ悪くて笑います。

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まとめ

世間的な評価としては不作と言われている和也編ですが、和也という敵について深く知ることができ、この後に続くワンポーカー編へ続く大事なシリーズです。

カイジが一切ギャンブルをしないため、期待して読むとがっかりですが、事前に情報を入れて読めば「そういうもの」と割り切って読むことができます。

他のシリーズに比べれば巻数が短く、話もシンプルでサクサク読むことができるので是非読んでみてください。

和也との決戦ワンポーカー編はこちら

戦略性抜群! 賭博堕天録カイジ ワンポーカー編の面白さ
作中では一日の話ですが、連載期間でいえば10年にも及ぶ和也との決着が描かれるシリーズ「賭博堕天録カイジワンポーカー編」について紹介します。皆さん聞き覚えがあるギャンブル「ポーカー」を使ったゲームです。

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しょうぬん

しょうぬんと申します。4桁を超える漫画作品を読んできた私が漫画を中心にたまにアニメやゲームのおすすめを紹介させていただいています。
他のサイトでは紹介されたいないマイナー気味な漫画なども知っているのでぜひご贔屓に。

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