漫画と言われれば一番最初に思い浮かぶジャンルはやはり王道のバトル漫画なのではないでしょうか?仲間達との絆やライバルとの因縁の戦いなど漫画のすべてが詰まっていて子供の頃からワクワクし燃えたはずです。
日本で名作と言われる作品の多くがこのバトル漫画に当たりますし漫画の母数が最も多いのもおそらくバトル漫画でしょう。
今回はそんなマンガ好きなら欠かすことのできない人気ジャンル、バトル漫画のおすすめ作品を完結済みからこれからが熱いジャンルまで手広く紹介していこうと思います。
- うえきの法則(全16巻)
- 恨み来い、恋、恨み恋(全12巻)
- エアギア(全37巻)
- EDENZZERO(連載中)
- 怪獣8号(連載中)
- コードブレイカー(全24巻)
- 金色のガッシュ(全33巻)
- サイケまたしても(全15巻)
- サタノファニ(連載中)
- 週末のワルキューレ(連載中)
- SOUL EATER(全25巻)
- 血と灰の女王(連載中)
- テラーナイト(全5巻)
- トライピース(全11巻)
- はめつのおうこく(連載中)
- FAIRY TAIL(全63巻)
- 武装錬金(全10巻)
- BLACK CAT(全20巻)
- ボボボーボ・ボーボボ(全30巻)
- MIXIM 11(全12巻)
- 勇者が死んだ(全20巻)
- リンカーネイションの花弁(連載中)
- 烈火の炎(全33巻)
- まとめ
うえきの法則(全16巻)
100人の中学生が神候補達から能力を与えられ代理戦争を行う能力バトル漫画です。
福地先生独特の能力をフルに生かした戦いは他の漫画では見る事ができないほどで、一貫して「AをBに変える能力」が使用されます。
主人公の植木が使うゴミを木に変える能力は一見戦いに不向きなように見えますが、木の形状は自由自在であり、攻撃を受け流したりリーチの長さを生かすなど応用の効いた戦いを見る事ができます。
能力の強さに応じて強い縛りが課せられる限定条件や個人に秘められた才の設定などユニークな要素が多く、常に飽きさせない展開が続きます。
植木のまっすぐな正義に回りが突き動かされ仲間が増えていくのが面白く、敵味方問わずユニークなキャラクターが多数登場します。
- ストーリー☆☆☆☆
- 画力☆☆
- キャラクター☆☆☆
- 終わり方☆☆☆☆☆
- 総合☆☆☆☆
恨み来い、恋、恨み恋(全12巻)
月刊ガンガンJOKERにて連載していた作品で作者は秋タカ先生です。
恨み猫である夏歩との出会いをきっかけに主人公の子国恭一が十二支達の党首として成長していくバトル漫画です。
干支がテーマの作品でそれぞれ頭家ごとに能力があり子国家なら強制的に従わせることのできる「絶対支配」や丑蔵家なら「怪力」のような特徴的な力を所持しています。
秋タカ先生の絵が上手く可愛い女の子がたくさん出てくる作品で恋愛要素も強めとなっており恨み猫の夏歩と幼馴染の朱華との三角関係が繰り広げられます。
しかし、内容は結構シリアスであり普通のバトル漫画に負けず劣らずのバトル描写や人の死、鬱展開の数々などもありキャラクターの可愛さとのギャップが目立つ作品となっています。
- ストーリー☆☆☆
- 画力☆☆☆☆☆
- キャラクター☆☆☆
- 終わり方☆☆☆
- 総合☆☆☆☆
エアギア(全37巻)
週刊少年マガジンにて連載されていた作品で作者は大暮維人先生です。
モーター内蔵の架空インラインスケート”エアトレック”を使用したスポーツ及びバトル漫画であり、南一樹が自分のチームを作り頂点を目指していく。
インラインスケートがテーマの作品となっているので序盤から中盤は競技性のあるレースなども見られますが後半になればがっつりとしたバトル展開になっていき世界を懸けた戦いが繰り広げられるようになります。
大暮維人先生最大の魅力は画力の高さにあり漫画界でも屈指のクオリティを誇ります。その画力の高さからバトル内容は絵だけでも読めてしまうほどで空を駆けるほどの機能を持つエアトレックを生かしたスピード感あふれる戦いが魅力的です。
チーム内でそれぞれが役割を生かし他の者には真似できない独自の道を突き進むのがかっこいいです。更には一樹をはじめ中心メンバーは8つしかない王の素質を持っているためどう成長していくのか楽しみです。
- ストーリー☆☆☆
- 画力☆☆☆☆☆
- キャラクター☆☆☆
- 終わり方☆☆☆☆
- 総合☆☆☆
EDENZZERO(連載中)
週刊少年マガジンにて連載している作品で作者は真島ヒロ先生です。
主人公シキとその仲間達による宇宙を舞台としたスペースファンタジーでエーテルギアと呼ばれる特殊な能力を用いて戦います。
この漫画最大の魅力は世界観のスケールがでかいことです。宇宙という広大な世界をテーマとしておりいくつもの星を渡って冒険やバトルをしていきます。その中で仲間が増えたりライバルが出てきたりなどとにかく王道なバトル漫画です。
主人公シキの能力は重力の力であり宙に浮いたり自身の重さを自在に操ったりなど宇宙がテーマの漫画らしい戦い方をします。真島先生の圧倒的な画力も相まってバトル内容に動きがあり迫力満点の戦いが展開されます。
良くも悪くもこれまでの作品と同じ真島ワールド全開となっているので他の作品が好きな人はとことん好きな作品になっていると思います。
- ストーリー☆☆☆
- 画力☆☆☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆
- 期待感☆☆☆☆
- 総合☆☆☆☆
怪獣8号(連載中)
ジャンプ+にて連載している作品で作者は松本直也先生です。
怪獣が蔓延る世界で死体の清掃業者で働く日々野カフカは怪獣に変身できるようになったことをきっかけに正体を隠し、かつて憧れた防衛隊への入隊を目指します。
連載1話目から話題になっているほど注目されている作品でジャンプ+の次期看板候補と言えます。怪獣が大量発生する斬新な設定やでかい怪獣をなぎ倒していく爽快感のあるバトルが売りとなっています。
怪獣の姿になった時のワクワク感が凄まじくこれぞダークヒーロー。主人公以外にも怪獣に変身する敵が現れたりとこれからどう展開されていくのか読めない漫画となっています。
主人公が昔諦めた夢をもう一度追いかけるようになり真の力を隠しながら仲間たちと共に防衛隊を目指していく王道展開がとにかく熱いです。
- ストーリー☆☆☆☆☆
- 画力☆☆☆
- キャラクター☆☆☆
- 期待感☆☆☆☆
- 総合☆☆☆☆
コードブレイカー(全24巻)
青い炎の異能を持つ少年大神零を中心に様々な異能者“コードブレイカー”達の戦いを描いたバトル漫画です。
王道の異能力である炎を中心に磁力や音、影といった厨二心をくすぐる能力が多数登場し、それぞれの能力が進化していき新たな力を手にするのが熱い。大神が持つ炎は青の他にも様々な特性を持つ七色の炎がかっこいいです。
コードブレイカーという組織は闇の集団であり、主人公の大神は人を殺すことにためらいがないダークヒーローとなっています。それに対し、ヒロインの桜は正義にまっすぐな性格をしているため大神と対比になっているのが特徴です。
バトルシーンに迫力があり、それぞれの異能がフルに生かされた戦いが繰り広げられます。コードブレイカーの面々に協調性があまりないので1対1の構図になることが多く、タイマンの戦いが熱かったです。
- ストーリー☆☆☆☆
- 画力☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆
- 終わり方☆☆☆
- 総合☆☆☆
金色のガッシュ(全33巻)
週刊少年サンデーで連載していた作品で作者は雷句誠先生です。
魔界から来た子供ガッシュと天才少年高嶺清麿の2人が魔界の王を決める戦いに参加し優しい王様を目指すバトル漫画です。
魔本と呼ばれる本が燃えたら脱落となり魔界へ強制送還される設定が面白くて、バトルが不利でも本さえ燃やすことができれば勝利できるため一見弱そうなやつでも戦い方次第で生き残ることができます。
魔物の成長をきっかけに新しい呪文を手にすることができます。魔物が使える呪文はそれほど多くないので、新しい呪文を手に入れるシーンはめちゃくちゃ燃え、最大呪文と呼ばれる大技同士がぶつかり合うのが一番の見どころとなっています。
清麿の戦略が天才的で本来落ちこぼれであったガッシュを最大限生かして戦います。話が進むにつれて仲間が増えていくのですが、チーム戦においても清麿の作戦が光ることとなります。
パートナーとの別れが感動的でそれぞれのコンビにドラマがあり、戦いの中で徐々に描かれていくため普通に泣いてしまいます。消えていく仲間の想いを背負いガッシュたちが強くなっていくのが切なくも熱くもあります。
- ストーリー☆☆☆☆☆
- 画力☆☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆☆
- 終わり方☆☆☆☆
- 総合☆☆☆☆
サイケまたしても(全15巻)
主人公のサイケが時間ループの能力を用いて憧れのヒーローを目指す物語です。
序盤はバトルではなくループを用いて人助けをしていく話ですが、次第にサイケ以外にも存在していた能力者達と戦い組織同士のバトルが繰り広げられます。
サイケが持つ能力がループの力であり戦いには向きませんが基本的にはチームを組んでいるためサイケが仲間達に情報を伝え、それをアドバンテージにして戦いを優位に進めることができます。
サイケの精神力がイカれていて能力の発動条件である”池に溺れること”は実質死と変わらないのですが何度でもループを繰り返す覚悟を持っており、ただならぬヒーローへのこだわりにはこちらも引いてしまうほどでした。
上記している”うえきの法則”と同様に能力がとにかくユニークで1つのことしかできない能力を応用を利かせて戦うのが面白いです。
- ストーリー☆☆☆☆
- 画力☆☆☆
- キャラクター☆☆
- 終わり方☆☆☆
- 総合☆☆☆
サタノファニ(連載中)
ヤングマガジンにて連載している作品で作者は山田恵庸先生です。
殺人容疑で刑務所に収納された甘城千歌が自身の中に眠る歴史的な殺人鬼の意識に目覚め他の死刑囚の女の子達と殺し合いをさせられるエロバトル漫画です。
正直ほぼエロ漫画と言っていいほど過激なシーンが多くその様子は作品のキャッチコピーが「サスペンス×エロス×ヴァイオレンス」とされているほどでレズ要素や行為そのものも描かれたりもします。しかし、あまりにもハチャメチャで強引なエロバトルが始まったりするのでちょっとクスッとしてしまうこともあります。
自身と殺人鬼の二重人格のようなもので殺人鬼にはベースが存在します。ベースとなっている殺人鬼は実在する人物ばかりで「ヘンリー・リー・ルーカス」や「ジョン・ウェイン・ゲイシー」といった私でも知っている人物も出てくるので話に入っていきやすいです。
女の子達が剣や銃を武器にスタイリッシュに戦うのですがバトル内容のテンポがよく登場人物の多さを上手く扱いきれているのが印象的でした。
- ストーリー☆☆☆
- 画力☆☆☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆
- 期待感☆☆☆☆
- 総合☆☆☆☆
週末のワルキューレ(連載中)
コミックゼノンにて連載している作品で作者は梅村真也先生(原作)、アジチカ先生(作画)です。
人類の滅亡を懸けた戦い最終闘争(ラグナロク)を描いた作品で人と神のタイマン13番勝負が行われるバトル漫画です。
細かいストーリーはなくただ延々と人対神のバトルが描かれるだけなのだがそのバトル内容がただただ面白い。お互いがお互いを認め実力以上の戦いに発展していくのは男なら燃えるものがありますし、必ず両者共に見せ場がありそれぞれに回想を交えたキャラクターの掘り下げが行われるので戦いにかける想いが深く伝わってきます。
対戦カードは直前にならないとわからないのですが誰もが名前を聞いたことのある偉人や神しか出てこないのでどういうマッチアップになるのか考えるだけでワクワクが止まりません。似た者同士や正反対などなにかしらのテーマが盛り込まれるのも激熱です。
アニメ化も決定しこれからさらに盛り上がりを見せる作品となっています。
- ストーリー☆☆☆
- 画力☆☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆☆
- 期待感☆☆☆☆☆
- 総合☆☆☆☆☆
SOUL EATER(全25巻)
月刊少年ガンガンにて連載されていた作品で作者は大久保篤先生です。
トリプル主人公とも言える構成でマカ、ブラック★スター、キッドを中心としたダークファンタジーとなっています。
人が武器となりパートナーと共に戦うのが特徴的で、魂の波長を合わせることにより強大な力を身に着けていきます。武器の形態も多彩であり、鎌や忍具、二丁拳銃などそれぞれのスタイルに合った戦いを見れるのが面白い。
主人公達の志が高く、神を超えようとしているブラック★スターや、父のような偉大な死神を目指すキッドなど高い目標に向けて努力を欠かさないため好感が持てます。
世界観が独特でダークな雰囲気にも関わらず、コミカルな面も強くキャラクター同士の掛け合いも見もので、真剣なバトルパートとのギャップが凄く普段バカやっているだけに戦闘になった時のかっこよさが際立ちます。
- ストーリー☆☆☆☆
- 画力☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆☆
- 終わり方☆☆☆☆
- 総合☆☆☆☆
血と灰の女王(連載中)
マンガワンにて連載している作品で作者はバコハジメ先生です。
富士山の噴火をきっかけにヴァンパイアになってしまった佐神善が女王を目指す少女ドミノと出会い無関係の人間を救うためヴァンパイアたちと戦うダークホラーバトルです。
主人公の善はもちろんのこと出てくるヴァンパイアの姿がどれもイカしておりこれぞダークヒーローだと感じるデザインなのがよかったです。アニメ化とかしたらもっと映えそう。
グロ注意と言われるほどエグイ描写があるバトル漫画でヴァンパイアは心臓を破壊しないと殺すことができずそれ以外だったら再生できてしまうこともあり手足や胴体がちぎれることが多いです。そのため無策に戦うだけではなく比較的戦略性をもった戦闘内容になるのが面白い。また、チームでの戦いとなる場合も多いので仲間と能力を掛け合わせなんかも見る事ができます。
ボスであるドミノが基本的には部下のことを下僕扱いしてくるのですがちゃんとそれぞれの信念を理解しており適材適所に必要な言葉を投げかけてくれるのがグッときました。
- ストーリー☆☆☆☆☆
- 画力☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆
- 期待感☆☆☆☆
- 総合☆☆☆☆
テラーナイト(全5巻)
マンガワンにて連載していた作品で作者は月見隆士先生です。
オカルト大嫌いな高校生セイは伝説の恐怖(ホラー)と呼ばれる妖怪口裂け女に気に入られたことをきっかけにテラー同士の戦いに巻き込まれることとなった。
恐怖と語り部がペアとなり他の恐怖と戦うバトル漫画なのですが、妖怪にまつわるオカルトが元となり能力を発揮することができます。主人公とペアになっている口裂け女の武器がハサミなのがオシャレでカッコいいです。
セイと口裂け女が徐々に信頼関係を築いていくのがよく最初は恐怖の対象であったはずが気が付けばほっておけなくなり更には彼女のことを大切に思うようになっていきます。
口裂け女というとたしかに怖いイメージがありますが、この作品においてはそれは大きな間違いで通常状態だとめちゃくちゃ可愛くセイのことが大好きな口裂け女は完全に恋する乙女です。
- ストーリー☆☆☆☆
- 画力☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆☆
- 終わり方☆☆☆☆
- 総合☆☆☆☆
トライピース(全11巻)
月刊少年ガンガンにて連載していた作品で作者は丸智之先生です。
記憶喪失の少年ナナ(自分でつけた)が愛と平和と女装の名のもとに戦争を無くすために戦争仲裁機関「トライピース」とへと入団する。
とにかく主人公のナナが謎多き人物でたまに見え隠れする過去の自分との温度差がヤバく、普段のナナからは想像できない過去を秘めています。特技が女装で物語内でも度々登場し女子顔負けの可愛さを持っており、戦争仲裁においてもなぜか活躍するなど結構重要な役割を持っています。
戦争を止めるというスケールの大きなテーマの作品であり、人の死や戦争の怖さなど訴えかけてくるものも多いです。
衝撃の展開が多く、全11巻でありながら展開の移り変わりが激しいのが特徴的で実はナナは〇〇〇〇というまさかの事態が発覚するなど普通の漫画とは一線を介した部分もありました。
- ストーリー☆☆☆
- 画力☆☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆
- 終わり方☆☆
- 総合☆☆☆
はめつのおうこく(連載中)
月刊コミックガーデンにて連載している作品で作者はyoruhashi先生です。
師匠である魔女クロエを人間に公開処刑された魔女の弟子アドニス。永年幽閉指定人物として国に拘束されて10年、目覚めたアドニスが人間達への復讐を開始する。
目覚めたアドニスの復讐は国そのものを滅ぼそうとするもので無関係の一般人すらも皆殺しにするものでしたが物語のスタートが大切な師匠を公開処刑されたところから始まりその様子があまりにも酷い有様だったのでアドニスの復讐を理不尽と感じることはありませんでした。
魔法VS科学の世界であり科学が発展した世界には魔法の存在は悪とされるようになります。そんな中圧倒的な魔法を使いたった1人で人間に戦いを挑むアドニスの姿が切なくも応援するわけにもいかない複雑な心境となります。
まだ連載して間もないのでこれからの作品であり、誰も信じられないアドニスが徐々に心を開いていくことになるはずですので人間への復讐がどうなっていくのか楽しみです。
- ストーリー☆☆☆☆
- 画力☆☆☆
- キャラクター☆☆☆
- 期待感☆☆☆☆
- 総合☆☆☆
FAIRY TAIL(全63巻)
週刊少年マガジンにて連載していた作品で作者は真島ヒロ先生です。
魔導士ギルドフェアリーテイルを舞台に主人公である火の滅竜魔導士ナツを中心に魔法を使って暴れまくる王道ファンタジーです。
圧巻の画力や大ゴマ多めのバトル内容は何が起こっているのかわかりやすく、派手なアクションや仲間達との友情などもあり初心者からマンガ好きまで誰でも楽しめる内容となっています。
更には登場しない魔法がないんじゃないかと思うほど魔法のバリュエーションが多く、それに比例してキャラクターの数も桁違いに多いです。メインキャラクターが膨大なのにも関わらずキャラが立っているので掛け合いを見ているだけでも面白いです。
話がサクサク進むのが特徴的で全63巻と超大作でありながらそれを感じさせないほどのスピード感で読むことができます。細かく「~編」ごとに分かれており基本的には連載期間で1年(約6巻分)くらいに収まっているため区切りよく読みこともできます。
- ストーリー☆☆☆
- 画力☆☆☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆☆
- 終わり方☆☆☆☆
- 総合☆☆☆☆
武装錬金(全10巻)
週刊少年ジャンプにて連載していた作品で作者は和月伸宏先生です。
核鉄と呼ばれる力で一命をとりとめた主人公武藤カズキが大切なものを守るため錬金の戦士となりホムンクルスとの戦いに挑むバトル漫画です。
武器のチョイスが突撃槍、処刑鎌、黒色火薬など他の漫画では考えられないセンスが光ります。錬金術やホムンクルスなど男なら一度は憧れた要素がてんこ盛りで王道の少年漫画と言えるでしょう。
実はこの作品は本誌で打ち切られているにも関わらず、完結編が掲載されるなど異例の待遇を受けています。そのおかげか全10巻で綺麗にまとまっておりテンポの良さも相まって名作の仲間入りを果たしている変わった作品です。
ライバルであるパピヨンのキャラが濃く、半端ないカズキへの執着心や正々堂々とした決着を求める姿勢など理想的なライバル関係となっており、時には共闘したりなど熱い展開も見る事ができます。
- ストーリー☆☆☆
- 画力☆☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆
- 終わり方☆☆☆☆☆
- 総合☆☆☆☆
BLACK CAT(全20巻)
週刊少年ジャンプにて連載していた作品で作者は矢吹健太朗先生です。
元抹殺者の主人公トレイン=ハートネットが相棒のスヴェンと共に懸賞稼ぎの掃除屋として悪人たちと戦うバトル漫画です。
矢吹先生の代表作”ToLOVEる”からは想像がつかないスタイリッシュなバトル漫画であり、主人公トレインが過去と決別する話となっており、組織にいた時代に出会った女性サヤとの出会いをきっかけに自由に生きていくことを目指し、その中で元居た組織クロノスのメンバーや因縁の相手クリードと戦っていくこととなります。
主人公グループの戦い方が三者三様となっており、トレインの武器は装飾銃で持ち前の早打ち技術が神業過ぎてかっこいいです。相棒のスヴェンはサポート型でありながら予言眼(ヴィジョンアイ)と呼ばれる未来が見える眼を持っています。ヒロインのイヴと呼ばれる少女はナノマシンの実験により自身の体を自在に変化させる能力をもっています。
物語が進むにつれて三つ巴の戦いに発展していくのが魅力的で主人公達だけでなく別組織同士の戦いなんかもあって盛り上がりどころが多い作品になっています。
- ストーリー☆☆☆☆
- 画力☆☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆
- 終わり方☆☆☆☆
- 総合☆☆☆☆
ボボボーボ・ボーボボ(全30巻)
鼻毛真拳伝承者ボボボーボ・ボーボボが個性豊かな仲間達と共に毛刈り隊と戦っていく物語です。
言わずと知れたギャグバトル漫画であり、全く理解不能ながらもスピーディなハイテンションバトルは他の漫画では見たことがない唯一無二の存在ともいえます。
ユニークすぎる設定やキャラクターそしてあの有名なボーボボだけの人気投票などからもギャグセンスの高さは信頼できるもので、現代でもたまに話題になったりするほど一定のファンがついている作品です。
この漫画の凄い点は1巻に対してのボリュームが凄まじく、倍くらいの内容があるように感じるため、シリーズごとの敵を倒すまでに平均1〜2巻くらいしかかからないテンポの良さが魅力と言えます。
ギャグ部分だけでなくバトル内容も秀逸でかつての敵が仲間になったり、仲間と融合するボーボボフュージョンなど熱い展開も盛り沢山なのも人気の秘訣です。
- ストーリー☆☆☆☆☆
- 画力☆☆
- キャラクター☆☆☆☆☆
- 終わり方☆☆☆
- 総合☆☆☆☆
MIXIM 11(全12巻)
見た目は悪くないのになぜか破滅的にモテない3人組の男子高生が、ある夜にカルミナと名乗る女性に出会い、自分たちが北極星の王子候補者だった真実を知る。王子には一生モテない魔法が王様によって掛けられていた。しかし、その魔法が効果を成さない12人の女の子がいた。王子は彼女たちにだけはモテるとのことだが…… 次第に自分たちの命を狙うビッグバンØとの戦いに身を投じる…… wikipedeia引用
週刊少年サンデーにて連載していた作品で作者は安西信行先生です。
祭壱松、参宮橋竹蔵、春野小梅の3人がある星の王子様候補であることを知らされ、自分達の命を狙う敵と戦いを繰り広げることとなるバトル漫画です。
主要人物の武器が指人形、ゲーム機、着ぐるみと斬新すぎる武器を媒体として戦うため、他の漫画では見ることのできない戦いを楽しむことができます。これは各自が自分で武器の媒体を決めたためであり思い入れのある物を選んだ結果です。
敵味方それぞれが星座の加護を受けており、NOVAと呼ばれる必殺技を所持していて一回しか使えないためどこで発動するのかが勝負のカギを握っています。
序盤の方では星座の加護を持つ少女達とのラブコメの要素もあり、3人それぞれに好きな相手ができるので自分が惚れた相手を守るために戦う壱松達がかっこいいです。
- ストーリー☆☆
- 画力☆☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆
- 終わり方☆☆☆
- 総合☆☆☆
勇者が死んだ(全20巻)
マンガワンにて連載していた作品で作者はスバルイチ先生です。
落とし穴に落ちて死んだ勇者に変わり勇者の体を借り世界を救う冒険ファンタジーです。
主人公トウカの戦闘スタイルが真っ向勝負ではなく、策を講じての頭脳戦が得意であったり農夫時代からのトラップ技術なんかがメインなため普通のバトル漫画とは少し違った戦いを見ることができます。
登場人物には女の子が多くちょっとエッチなシーンも多くなっており、主人公のマニアックな性癖が爆発するシーンも多数。
内容自体は剣と魔法の王道冒険ファンタジーなので誰でもとっつきやすく、巻数も20巻と長すぎず短すぎずなので興味のある方は読んでみてください。
- ストーリー☆☆☆
- 画力☆☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆
- 終わり方☆☆☆
- 総合☆☆☆☆
リンカーネイションの花弁(連載中)
月刊コミックブレイドにて連載している作品で作者は小西幹久先生です。
才能に飢えていた少年扇寺東耶が輪廻の枝により偉人の才能を手にしたことをきっかけに戦いに身を投じていく。
ナイフで喉を掻っ切ることで才能が手に入るクレイジーな設定。自分にコンプレックスがあるからこそそこまでしてでも才能を欲するため人間ドラマの要素も多いです。主人公の東耶が殺人の才能にすら嫉妬するほどの執着心を見せるのですが東耶が得た才能にはその色が深く出ておりかっこいいです。
才能は必ず偉人の特性が能力となっているのですが力の使い方が結構斜め上を行っており、宮本武蔵や項羽といった見るからに強そうな偉人だけでなくニュートンやアインシュタインのような一見戦闘向きではない才能が実は強い、というパターンも多いのでバトル内容が全く読めないのが特徴的です。
- ストーリー☆☆☆☆
- 画力☆☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆
- 期待感☆☆☆☆
- 総合☆☆☆☆
烈火の炎(全33巻)
忍者にあこがれる主人公・花菱烈火は、炎を生みだす不思議な力を持っていた。烈火はある日、治癒の力を持つ少女・佐古下柳と出会い、お互いの力を打ち明けたことで友人となり、烈火は柳を守ることを誓う。謎の女性、影法師の出現により、烈火達は魔力を持つ道具、“魔導具”の存在を知ることとなる。 wikipedia 引用
週刊少年サンデーにて連載していた作品で作者は安西信行先生です。
手から炎を出すことのできる忍者マニアの少年花菱烈火が、治癒の少女佐古下柳と出会ったことをきっかけに火影として仲間達と共に柳を狙う敵との戦いを始めるバトル漫画です。
主人公烈火が扱う炎には八竜と呼ばれる力があり様々な能力を生かした戦い方をすることができます。更には2つの炎を合わせた合体技など攻撃の幅が広いのが特徴的です。
また作中では魔道具と呼ばれる魔力を持つ道具を用いて戦うことになるのですが、1人1つと決まっているわけではなく相手から奪ったりなどしてパワーアップしていくのが面白いです。
序盤の絵は正直あまり上手くなく見にくいかもしれませんが中盤くらいからは普通にカッコいいスタイリッシュなバトルを見る事ができます。結構グロい描写もあり正直ちょっと怖い部分もあるのでご注意を。
見るからに不遇キャラに見える大男土門が実はめちゃくちゃ強かったりと意外性のある展開も多いので読んでいてワクワクする作品です。
- ストーリー☆☆☆
- 画力☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆
- 終わり方☆☆☆☆☆
- 総合☆☆☆☆
まとめ
バトル漫画の中でもいろいろなジャンルに細分化されており”異能力”、”ファンタジー”、”ダークファンタジー”、など好みにより分かれそうですね。
安定した面白さと続きが気になるワクワク感などこれからも需要が減ることのないバトルはどの掲載誌でも看板を張っており盛り上げていることでしょう。
これからも漫画界に欠かすことのできない最強ジャンルですので皆さん一押しのバトル漫画を探してみてください。
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