ほとんどの人が大好きな癒しの波動を持つ動物。その人気は漫画内でも健在であら絶大な人気を誇っています。
人と動物の絆が描かれていたり、読んでいるだけで動物の生態について詳しくなれたりなど他のジャンルでは味わえない面白さがあります。
というわけで今回は可愛らしい動物が登場する漫画や動物達が主役の漫画について紹介していこうと思います。
いぬばか(全22巻)
ヤングジャンプにて連載していた作品で作者は桜木雪弥先生です。
ペットショップ「わっふる」を中心に新米店員の宮内すぐりとお客さん達によるドッグライフな日常を描いた動物漫画です。
動物の中でも「犬」に特化している作品で様々な犬種の犬が出てきているのでこれからペットを飼いたい方にもピッタリかも?
人間と犬との関わり方が丁寧に描かれており登場人物達の不安や悩みを犬を通じて解決していく展開が多くそれぞれが愛犬との関係性を深めていくこととなります。
コメディやラブコメの要素も多くシリアスな話とのメリハリができているので万人受けする作品なのではないでしょうか。
- ストーリー☆☆☆
- 画力☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆
- 終わり方☆☆☆☆
- 総合☆☆☆
群れなせシートン学園(全9巻)
サイコミにて連載していた作品で作者は山下文吾先生です。
様々な動物が生活するシートン学園で数少ない人間間様人がオオカミの少女ランカと出会い強制的に群れの一員にされるドタバタコメディです。
基本的に動物達は擬人化されているため普通に可愛らしいキャラクター同士の掛け合いを見る事が出き、現代らしいコメディ作品になっています。
動物嫌いである主人公の人が仲間達との交流をきっかけに心を許していくようになり様々な動物に好かれ頼られるようになっていきます。
動物の生態について詳しく知ることができ私はシマウマがロバの仲間であることやコアラの赤ちゃんが母の糞を食べて成長することなどはこの作品で知りました。
- ストーリー☆☆☆
- 画力☆☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆
- 終わり方☆☆☆
- 総合☆☆☆☆
秘密のレプタイルズ(連載中)
マンガワンにて連載している作品で作者は鯨川リョウ先生です。
大型ペットショップ「アニマーレ」の爬虫類コーナーを中心に店員と常連達の爬虫類ライフを描いた爬虫類特化漫画です。
作者が爬虫類好きということもあり爬虫類の飼育方法や細かい解説まで丁寧に描写されているので読めば読むほど爬虫類の魅力を知ることができます。かくいう私もちょっと苦手意識がありましたがこの漫画を読んで少し興味を持ってしまいました。
通常回は爬虫類の紹介やコメディ色の強いものが多いですが中には登場人物の成長にも関わるシリアスな話もあり爬虫類との向き合い方なんかも描かれているのでなかなか興味深いです。
他にもラブコメとしての面も強く主人公の恋愛描写はもちろんのこと他のキャラクターにも焦点が当てられBLやGLまであるなかなか珍しい漫画となっています。
- ストーリー☆☆☆☆
- 画力☆☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆
- 期待感☆☆☆
- 総合☆☆☆☆
猫暮らしのゲーマー(連載中)
サンデーうぇぶりにて連載している作品で作者は灘谷航です。
定時退社に命を懸けるゲーマーのOL小桜理子が会社で見つかった保護猫を引き取ったことをきっかけに猫との生活に奮闘する日常コメディです。
タイトルにゲーマーとは言っていますが8:2の割合で猫の可愛さがアピールされている作品でゲーム要素は主人公が猫の習性などをゲームに例えることがあったりゲームを猫に邪魔されたりといった程度でしょうか?
猫を飼ったことある人なら一度は体験したことあるようなあるあるを交えて猫の習性に振り回される日々が描かれています。
初めは猫との暮らしに不安を持っていた小桜が気が付いたら猫の可愛さに取り込まれメロメロになっていく様子が面白く読んでいると猫を飼いたくなってしまうので注意です。
- ストーリー☆☆☆
- 画力☆☆☆☆
- キャラクター☆☆☆
- 期待感☆☆☆
- 総合☆☆☆
探偵犬シャードック(全7巻)
週刊少年マガジンにて連載していた作品で作者は安藤夕馬先生(原作)、佐藤友生先生(作画
)です。
警察一家で育った犬好きな高校生輪島尊が犬に転生した名探偵シャーロック・ホームズと共に様々な事件を解決する推理漫画です。
基本的には主人公の身の回りで事件が起きるので小規模なのかと思いきや普通に殺人事件ばかりでトリックの内容もしっかりしています。
シャードックが犬という利点を生かし本来調査することができない場所から時間の手がかりを持ってきたりなど設定をよく活かしている作品だといえます。犬がちょこまか走り回っているのは普通に可愛いです。
最初はシャードックの指示に従うだけだった尊が様々な事件で経験を積み自分で考えシャードックとは違った方法で事件解決を目指していくようにもなる成長過程も面白いです。
- ストーリー☆☆☆
- 画力☆☆☆☆
- キャラクター☆☆☆
- 終わり方☆☆
- 総合☆☆☆
WILDLIFE(全27巻)
週刊少年サンデーにて連載していた作品で作者は藤崎聖人先生です。
絶対音感を持つ男、岩城鉄生がとある経験をきっかけに獣医となり様々な動物の命を救っていく動物漫画です。
獣医と絶対音感って関係あるの?と思われる方も多いかと思いますが言葉が通じない動物の異変を音階から感知し、いち早く気付いてあげられると言う利点があり作品に上手く取り入れられています。
主人公が所属するワイルドライフは犬や猫と言った通常の獣医とは異なり、自然の中で生きる野生動物が対象となっているので様々な動物の生態を見ることができるのが面白いです。
主人公の鉄生が動物に対して真摯であり一切裏のない性格なので純粋に動物の命を救いたいという想いが伝わってきます。自分の命を懸けてでも治療に取り掛かろうとする姿は王道的な主人公像と言えます。
- ストーリー☆☆☆☆
- 画力☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆
- 終わり方☆☆☆
- 総合☆☆☆☆
まとめ
動物がテーマになっている漫画にもいろいろあり動物の生態について詳しくなれるものやただただ動物の可愛さが前面に押し出されているもの、他のジャンルに取り入れられているものまで様々な楽しみ方があります。
犬や猫の漫画を読むとペットを飼いたくなってしまいますし、珍しい動物が出てくると一度生で見てみたいとかんがえるようになったりなどモロに影響を受けやすいジャンルな気がしますね。
アニメよりもドラマ化する作品が多いジャンルですが誰もが知る名作というものがあまりないような気がするのでもっと動物が活躍する漫画が増えて欲しいと思います。













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