今回はギャグ漫画編です。
こう言うジャンルの漫画って人による感性の違いが大きすぎて書いていて不安になりますが数打ちゃ当たる戦法でいきますので皆さんのツボに入る作品を探してみてください。
というわけで笑えるギャグ漫画を紹介していこうと思います。
まったく最近の探偵ときたら(連載中)
電撃マオウにて連載中の作品で作者は五十嵐正邦先生です。
かつては名探偵として名を馳せた南雲桂一郎と謎のハイスペックガールの助手、真白と共に様々な依頼をこなしていく。
タイトルに探偵と銘打っていますが謎解きの要素はほぼ無く、「おっさん」となってしまった元名探偵南雲が年と戦いながら依頼をこなしていきます。元名探偵の南雲に対して現役の人気高校生探偵のアスナロが登場するためいかに南雲が年を取ったのかがわかりやすく、現代人との世代の違いが面白いです。
THEギャグマンガであり爆発、火事などもギャグ補正で乗り切るレベル。登場人物のほとんどがボケに回ったりツッコミに回ったりするのでキャラクターごとの意外な一面も見れるのがポイントです。
各話安定した面白さがあるので読んでいて飽きないです。
- ストーリー☆☆
- 画力☆☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆
- 期待感☆☆☆
- 総合☆☆☆
斉木楠雄の災難(全26巻)
生まれながらにして超能力者である斉木楠雄が平凡でありたいと願いつつも個性あふれるクラスメイト達に巻き込まれ、苦労する日常を描く。
これまでのギャグ漫画と一風変わり、主人公が一切喋らず心の中でツッコミ続ける異色の漫画で斉木以外のキャラクターがほとんどボケに回っています。
超能力を持ってしても行動が読めない奴や、厨二病重症患者、世界一可愛いのを自覚している美少女など様々なキャラがおり、何故か斉木のもとに集まってきます。斉木が興味ないと言いながらもクラスメイト達になんだかんだで友達の意識が芽生えていくがほっこりします。
斉木が持つ超能力の数々が完全に便利というわけではなく何かしら欠点を持っており、トラブルの元になることもあるのが特徴的です。強大な力にはデメリットがあるという世の中そう甘くはないというのもテーマになっているようです。
- ストーリー☆☆☆☆
- 画力☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆☆
- 終わり方☆☆☆☆
- 総合☆☆☆☆
ぼくのわたしの勇者学(全6巻)
自称勇者の主人公鋼野剣が高校教師として就任し、生徒達に謎の科目「勇者学」を教えていくとんでもない設定です。
斉木楠雄でおなじみ麻生先生の初連載作で扱いとしては打ち切り漫画に当たりますが、ギャグ漫画ということもあり、全6巻なのが読みやすくちょうどいい感じとなっています。内容は王道のギャグ漫画といった感じで麻生先生のギャグセンスが光っていました。
準主人公の河野盾が周りに振り回されまくり常識人ぶっていますが、たまに訪れる盾のヤバさが目立つ回が特に面白い印象。この時だけは他のメンバーがツッコミを行うのも個人的には好きです。
スキンヘッドのヤンキーギロチンのまさゆきがキャラクターとして完成度が高く、常にかわいそうな目にあっているのがセンスを感じました。
- ストーリー☆☆☆
- 画力☆☆
- キャラクター☆☆☆☆
- 終わり方☆☆
- 総合☆☆
ぐらんぶる(連載中)
good!アフタヌーンにて連載中の作品で作者は井上堅二先生(原作)、吉岡公威先生(作画)です。
大学入学を機に叔父が経営するダイビングショップに住み込むこととなった北原伊織がダイビングサークルに強制入部させられながらも無茶苦茶なサークルの雰囲気に染まっていきます。
一応ダイビング漫画と銘打っていますが内容はバカ騒ぎする大学生達の日常がほとんどで、酒飲んで裸になるがお決まりの展開。しかもキャラクターのほとんどに常識の概念が無くぶっ飛んでいるためナチュラルなヤバさが面白いです。
登場人物が増えていくにつれてキャラごとの役割がはっきりしていくので新しいキャラが出てくるとどういうキャラなのか気になってしまいます。
通常回とのギャップもあり、たまに行われるダイビング描写は綺麗でダイビングにハマっていく伊織達を見て1度くらい経験してみたいと感じました。
- ストーリー☆☆☆☆
- 画力☆☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆
- 期待感☆☆☆
- 総合☆☆☆☆
太蔵もて王サーガ(全8巻)
変な見た目をしている魔界の王子百手太蔵が人間界に嫁を探しにし、無茶苦茶な行動をとりまくります。
この漫画は明確に進めたい人がいるのですが、「2005年付近のジャンプ作品を知っている人」か「ジョジョが好きな人」。この条件に当てはまる人は絶対ハマります。
というのもこの漫画、ギャグ内容のほとんどがジャンプのパロディネタで構成されていて、中でも作者がジョジョが大好きなせいで盛り込まれまくっています。その度合いはすさまじくジョジョパロ専用にキャラクターが作られているほどです。
ですので逆に言えばどちらも分からない方は置いてけぼりになってしまう可能性がありますのでご注意を。
物語の中心となる私立ドキドキ学園にはモテ四天王という制度が存在していたり、恋愛に関するイベントが頻繁に行われるなどギャグ漫画らしいぶっ飛び方をしている学校なので基本的にやりたい放題な内容となっています。
- ストーリー☆☆☆
- 画力☆☆
- キャラクター☆☆☆☆
- 終わり方☆☆
- 総合☆☆
ボボボーボボーボボ(全28巻)
鼻毛真拳伝承者ボボボーボ・ボーボボが個性豊かな仲間達と共に毛刈り隊と戦っていく物語です。
言わずと知れたギャグバトル漫画であり、全く理解不能ながらもスピーディなハイテンションバトルは他の漫画では見たことがない唯一無二の存在ともいえます。
ユニークすぎる設定やキャラクターそしてあの有名なボーボボだけの人気投票などからもギャグセンスの高さは信頼できるもので、現代でもたまに話題になったりするほど一定のファンがついている作品です。
この漫画の凄い点は1巻に対してのボリュームが凄まじく、倍くらいの内容があるように感じるため、シリーズごとの敵を倒すまでに平均1〜2巻くらいしかかからないテンポの良さが魅力と言えます。
ギャグ部分だけでなくバトル内容も秀逸でかつての敵が仲間になったり、仲間と融合するボーボボフュージョンなど熱い展開も盛り沢山なのも人気の秘訣です。
- ストーリー☆☆☆☆☆
- 画力☆☆
- キャラクター☆☆☆☆☆
- 終わり方☆☆☆
- 総合☆☆☆☆
篠崎さん気をオタしかに!(全9巻)
高校入学時に風邪をひき友達づくりのスタートの出遅れた篠崎秋菜が、クラスの陰キャオタクである佐々村楓が美少女であることに気づき、友達になり真人間に戻そうとする物語です。
オタクが大嫌いなため楓をリア充の世界に戻そうとする秋菜ですが気づけば接点のために得たオタク知識からそっちの世界に入り込み抜け出せなくなります。
中学時代のリア充友達と高校でのオタク友達の間で世界が違いすぎて周りの会話についていくため孤軍奮闘でアニメやゲームの勉強をする姿が面白いです。
基本的に女子高生たちのオタクライフを描いていて、コミケや同人誌といったものやパロディ作品なども多数登場するのでオタク文化に触れたことある人ならあるあるに感じる部分も多いです。
- ストーリー☆☆☆
- 画力☆☆☆☆
- キャラクター☆☆☆
- 終わり方☆☆☆
- 総合☆☆☆
あそびあそばせ(連載中)
かわいい女子高生三人の日常が描かれますが、内容はぶっ飛んでいて顔芸やリアクション芸などイメージから離れすぎており、「表紙詐欺」とまで言われます。
話のほとんどは遊び人研究会の3人が中心であり一応いろいろな遊びが登場しますが、大抵誰かがひどい目にあって終わります。
友達関係ではあるのですが3人とも結構腹黒いところがあり、急に裏切ったりするのが面白く、それぞれの役割がはっきりしているのが特徴的でした。
- ストーリー☆☆☆
- 画力☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆☆
- 期待感☆☆☆
- 総合☆☆☆
アホガール(全12巻)
とんでもないアホの子花畑よしこが幼馴染の阿久津明をはじめ、いろいろな人たちに迷惑をかけまくるコメディです。
途中までは4コマ形式でしたが、雑誌移籍後は普通の漫画となっています。
主人公のよしこがとにかくアホでそのアホさはマークシート形式のテストで0点をとったり足し算も怪しいレベルで親からも将来を心配されています。
登場人物全員どこかしら頭のねじが外れているためよしこ以外がボケに回る時が特に面白い印象で、ぱっと見常識人が壊れていくことが多いです。
キャラクターがとにかくかわいく物語が進むにつれて最初はモブみたいなキャラクターにスポットが当たっていくのがいいです。線が多くなくはっきりとした絵をしていて、画風もかわいい感じなのでとにかく読みやすいです。
- ストーリー☆☆☆
- 画力☆☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆
- 終わり方☆☆☆
- 総合☆☆☆☆
マンガ家さんとアシスタントさんと(全10巻+1巻)
主人公で漫画家の愛徒勇気とそのアシスタント足須沙穂都を中心に漫画家の日常を描くコメディです。
上記のアホガールと同じ作者で内容も非常に似ているため、作者の色がよく出ている作品です。
主人公の愛徒は人気漫画家というわけではなく、アンケート順位があまりよくない漫画「はじらってカフェラッテ」というパンツしか取り柄がないとまで言われる漫画を描いています。
愛徒がスケベな性格をしていて頭もおかしいのですが何故か憎めない愛嬌のあるキャラなので見ていて楽しくなります。漫画家がテーマの作品にも関わらずほとんど生かされないほど自由な作風となっており、突拍子もない展開が多いです。
ブラニャーというブラジャーをかぶった猫を飼っているのですがめちゃくちゃかわいく、人間並みの知能を持っていて愛徒の漫画を手伝ったりしているのが面白いです。
愛徒の周りにはかわいい女の子が多く、ラブコメの要素も強めなので好きな方にはお勧めです。
- ストーリー☆☆
- 画力☆☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆
- 終わり方☆☆☆
- 総合☆☆☆
湯神君には友達がいない(全16巻)
友人関係に悩み続ける転校生綿貫ちひろと学校1の変わり者で友達を必要としない湯神裕二の日常を描く。
空気を読みたいちひろと空気を読まない湯神君との対比が描かれていて、マイペースの湯神君に振り回されながらもなんだかんだで共生できているのが奇妙で面白いです。友達と言えるほど仲良くはないですが、全く干渉しないわけではない微妙な距離感が特徴的でした。
空気を読んで自分を出せないちひろの姿は今の日本人なら当てはまるところも多く、湯神くんの的を得た発言にグサっとくるところがあるので常に続きが気になってしまう魅力があります。
日常系でありながら結構長期的な事件が次々起こり2巻とか使って話が展開されることもあります。大体湯神君のせいなんですが本人が気づいてすらおらず、知らないうちに解決することも多々あるのが面白いです。
- ストーリー☆☆☆☆
- 画力☆☆☆
- キャラクター☆☆☆
- 終わり方☆☆☆☆
- 総合☆☆☆
まとめ
ギャグ漫画の魅力って1話完結が多いため、どこから読んでも面白いことだと思います。
一括りにギャグといってもハイテンションなものや細かい笑いを入れてくるもの、ほかのジャンルと融合しているものもあり様々ですね。
これからも新しい作品を追記していこうと思います。
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