スポーツ漫画って面白いですよね。一試合ごとに盛り上がりがはっきりしていて何回も読み返したくなる魅力があります。
今回はその中でもサッカー漫画にピックアップしてみました。サッカーはチームワークがよく出るスポーツなので漫画でもドラマがたくさんあり、盛り上がる作品ばかりです。
※あまりにも有名どころは外してあります。(需要がありそうなら追記したいと思います)
ブルーロック(連載中)
週刊少年マガジン連載している作品で作者は金城宗幸先生(原作)、ノ村優介先生(作画)です。
主人公潔世一がブルーロックと呼ばれるストライカー育成施設にて他の299人を蹴落とし最強のストライカーを目指す物語です。
この作品の特徴はなんといってもサッカーにデスゲームの要素を導入している点で、ルールに沿って戦い敗れたものはブルーロックから追放されます。
デスゲームとは言っても死ぬわけではなく、脱落したらこの先の人生でW杯に出場することができなくなるというものでサッカー選手としての夢を諦めなくてはなりません。
一見意味のなさそうに見える特訓でも実はストライカーとして必要な能力につながっていたりしてなるほどと感じることもあります。
ブルーロックではストライカーとしてのエゴが求められ、自分の持ち味を武器に299人を蹴落として最強のストライカーを目指します。それぞれの武器は必ずオンリーワンの性能であり、自分の武器を磨き進化させていくことがブルーロックで生き残ることにつながるため読んでいてワクワクする要素になっています。
- ストーリー☆☆☆
- 画力☆☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆
- 期待感☆☆☆☆
- 総合☆☆☆☆☆
アオアシ(連載中)
愛媛に暮らす中学三年生・青井葦人(あおいアシト)。粗削りながら、強烈なサッカーの才能を秘めているアシトだったが、まっすぐすぎる性格が災いして、大きな挫折を経験することに―――そんなアシトの前に、東京にある強豪Jクラブ「東京シティ・エスペリオン」のユースチーム監督・福田達也(ふくだたつや)が現れる。アシトの無限の可能性を見抜いた福田は、東京で開催される自チームのセレクションを受けるよう勧めて!?将来、日本のサッカーに革命を起こすことになる少年の運命は、ここから急速に回り始める!!
ビッグコミックスピリッツにて連載している作品で作者は小林有吾先生です。
主人公蒼井葦人がプロユースである東京エスペリオンユースにて仲間たちと共にプロを目指していくストーリーとなっています。
他のサッカー漫画ではあまり見ないプロチームのユースが舞台の漫画でありユースの世界の裏側や高校サッカーとの違いを知ることができます。
プロになるにはどうしたらいいのか、が明確に描かれていたりするのはユースが舞台だからこそでプロになることの厳しさやサッカーに人生を懸けている者たちの必死さが伝わってくるのはこの漫画ならではだと思います。
葦人のサッカーに対する心構えが変化していくのが面白く、家族の思いも背負っていくようになります。経験の浅い葦人はまだまだ発展途上でめきめき力をつけてきているのでこれからが楽しみな作品です。
もちろんスポーツ漫画らしい仲間達との友情もあり、日常の中でチームメイトと友情を深めたり仲間にアドバイスを貰ったりするのは高校生らしい青春ともいえます。
- ストーリー☆☆☆
- 画力☆☆☆
- キャラクター☆☆☆
- 期待感☆☆☆☆
- 総合☆☆☆☆
エリアの騎士(全57巻)
週刊少年マガジンにて連載してい作品で作者は伊賀大晃先生(原作)、月山可也先生(作画)です。
兄弟で交通事故に巻き込まれ死んだ天才プレイヤーの兄傑の心臓を移植し生き残った駆が兄と夢見たワールドカップを目指しサッカー人生を歩む話。
主人公の駆がストライカーとして成長していく様子が丁寧に描かれており、ゴールへの嗅覚を武器に大活躍していきます。
駆が所属する江ノ島FCは全員が楽しそうにサッカーをするので見ていて気持ちよく、それぞれが持ち味を生かして強豪と戦い勝利していくので全員に見せ場があり一見影が薄そうなキャラが台頭してくるのが面白い。
もう一人の主人公ともいえる魔術師荒木竜一が凄技を連発し、会場を沸かせまくるのも爽快感があって見どころだと思います。
全57巻とボリュームも凄いので大作を読みたい方におすすめです。
- ストーリー☆☆☆
- 画力☆☆☆☆
- キャラクター☆☆☆☆
- 終わり方☆☆
- 総合☆☆☆
GIANT KILLING(連載中)
モーニングにて連載中の作品で、作者はツジモト先生です。
元プロサッカー選手の主人公達海猛が古巣であるチームETUの監督として就任しチームを優勝へと導いてゆく。
スポーツ漫画では珍しい監督の達海が主人公であり、サッカーの戦略面が前面に押し出されているのが特徴です。
普段はだらけていて頼りない達海ですが彼が考える戦術は相手の弱点を突いたり、予想外の一手が多かったりとかなりの策士であり普段とのギャップがカッコいいです。
長いシーズンが1試合ずつ丁寧に描かれるため、様々な選手が活躍を見せるのですが、中でも達海が発掘した椿の活躍は目まぐるしいです。
この作品のテーマは「弱いチームが強いチームに勝つ」というものでスポーツにおいて最も盛り上がりを見せるものとなっています。
また、名セリフを集めたビジネス書も発売されており大人を中心に人気がある漫画だったりもします。
- ストーリー☆☆☆☆
- 画力☆☆
- キャラクター☆☆
- 期待感☆☆
- 総合☆☆☆
GOLDEN AGE(全15巻)
週刊少年サンデーにて連載されていた作品で作者は寒川一之先生です。
10個近いユースからのスカウトを受けていた「手品師」白河唯がかもめ中で才能を秘めた近江舷也と出会ったことで中学サッカーへ進み活躍していきます。
W主人公の形となっていて、天才プレイヤーでユースも大注目の唯と呼応内でも有名な不良でサッカーを一度はやめてしまった近江弦也を中心としたストーリーとなっています。最強系主人公の唯と成長する主人公弦也により釣り合いがよくとれていて誰でも楽しめる内容だと思います。
弱小であるかもめ中が強豪チーム相手に勝利していくので爽快感があり、唯を中心とした実力者達だけでなくサブキャラクター達も確約してくれるのが熱いです。
個人的に弦也のキャラクターが好きでゴールデンエイジと呼ばれる成長期の3年間サッカーをしてこなかった弦也がその3年間を1年で埋めようと必死に努力するのがかっこよかったです。
- ストーリー☆☆☆
- 画力☆☆☆
- キャラクター☆☆☆
- 終わり方☆☆☆
- 総合☆☆☆
Forward!(連載中)
サイコミ連載の作品で、作者は吉田雄太先生です。
主人公無関心を庇い命を落とした世界でもトップクラスのサッカー選手ブッキが幽霊として心に取り付いたことをきっかけに心はサッカーを始め、楽しさを知っていきます。
今まで何に対しても無関心だった心がブッキの影響でサッカーと関わることになりサッカー部へ入部します。ブッキは心の体を乗っ取ることができるためプロのトッププレイヤーが高校生としてプレイするなろう小説のような展開もあります。
初めはブッキがプレイするのを見ていた心ですが徐々に自分でもプレイをするようになっていきブッキの教えもあって、かなりの上達速度で成長していきます。
圧倒的技術を持つブッキに対し心はブッキとは違ったサッカーを極めていくようになるので1人のプレイヤーが2つのプレイスタイルを持つのが特徴的です。
また作画も現代風で出てくる女の子がめちゃくちゃかわいいです。
内容としてはサッカー版ヒカルの碁と言えるものになっています。
- ストーリー☆☆☆
- 画力☆☆☆☆
- キャラクター☆☆☆
- 期待感☆☆☆☆
- 総合☆☆☆☆
最後に
ここ5年くらいでサッカー漫画って急激に増えた印象を受けます。
サッカーはスポーツ漫画では野球と二大巨頭と言えるほど数が多いですが「キャプテン翼」が強すぎて不朽の名作まではなかなか出てこないイメージです。
これからのサッカー漫画にも期待していきたいですね。また時間があり次第追記していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
興味のある方はこちらから↓
最新コミックも600円分無料で読める<U-NEXT>
漫画全巻ドットコムで大人買い











コメント