スパイ×殺し屋×超能力者が家族として生活!?
連載開始から飛ぶように売れ、話題を集めたスパイコメディ「SPY×FAMILY」について紹介します。
SPY×FAMILYとは?
少年ジャンプ+にて連載中の作品で作者は遠藤達也先生です。
ジャンプ+では異例の売り上げを誇り名実共に看板漫画と言え、様々な大賞にノミネートされている。
スパイである「黄昏」が任務の関係上家族が必要になり出来上がった家族はみんな裏の顔があった。という内容のコメディ漫画となります。
あらすじ
コードネーム「黄昏」と呼ばれる男は凄腕のスパイであり、これまでに数々の任務をこなして来た。
そんな黄昏の次の任務は東国の政治家デズモンドに接触をするため、その息子たちが通うイーデン校へ子供を通わせるオペレーション梟(ストリクス)であった。
家族などいない黄昏は名を「ロイド・フォージャー」と名を変え、養子を貰うため、孤児院はやって来た。読み書きができる賢い子供を希望したところ出て来たのはアーニャと呼ばれる少女であった。
アーニャは確かに賢く、ロイドの目の前でクロスワードを書き上げてみせた。
実はこのアーニャとある組織の被験対007であり、人の心を読むことができる超能力者だった。
ロイドがスパイだということを察知し、興味を抱いたアーニャは進んで養子になることをなった。
絆を深め、筆記試験に合格したアーニャだったがイーデン校の面接は両親共に参加が条件であるため、妻役を探すことになった2人は服屋にてヨルという女性と出会う。
アーニャは自分の超能力彼女が凄腕の殺し屋で知られる「いばら姫」であることを知り興味を持つ。
ロイドは彼女のただならぬ気配を感じ取り、アーニャのアピールもあってか仮の妻役をお願いする。
一方のヨルも人間関係の問題や仕事の都合などからこの提案を受け入れることとなった。
こうしてスパイ、殺し屋、超能力者の3人による仮初の家族としての生活が始まった。
ここが面白い
ドタバタコメディ
スパイや殺し屋が出てくるため初見ではシリアス系かな?と思われる方もいると思いますが、シンプルな画も相まって9割方コメディな作品です。
人の心が読むことができ好奇心旺盛のアーニャと身体能力お化けで天然のヨルの2人に本来はスマートでハイスペックな「黄昏」が振り回されまくることが多いです。
コメディ要素だけでなくスパイや殺し屋といった特殊な仕事なのもあり派手なアクションや隠密任務などの要素もてんこ盛りで、ロイドやヨルが本来の姿に戻り活躍するのがカッコいい。
自由度の高い設定がよく生かされていて話の広がりが上手く、万人に受ける内容だと感じました。
偽りの家族
全員が自分の素性を隠しながら家族として生活します。ただし、全員が特殊な環境で育って来たため普通の家族というものがわからず戸惑う様子が描かれています。
仕事病のせいか日常の中で裏の癖が度々出て来ちゃうのが面白く、相手に気づかれないようにしているのですが、見ているこっちとしてはバレバレだろ(笑)って思ってしまいます。
個人的に「普通の家族」を目指して試行錯誤する系の話が好きで3人で出かけたり、夫婦でデートしたりするのがなんかほっこりして好き。
アーニャに懐いてもらおうと頑張るヨルの様子がめちゃくちゃ可愛いです。
なんだかんだロイドにも家族の愛情が芽生え始めているためいつか本当の家族になる日も来るのかもしれません。
脇を固める個性的なキャラ達
出てくるキャラクターは全員憎めないキャラ達ばかりなのでストレスなく読むことができます。
アーニャの学校のクラスメイト、ロイドのスパイ仲間やヨルの表での仕事の同僚など結構色々な奴らが出てきます。
ぱっと見嫌味な奴らもいるのですが物語が進むにつれて信念を持っていたり、普通にいい奴だったりします。
今まで友達のいなかったアーニャが学校でズレたことをしながらも初めての友達ベッキーと仲良くなるのはなぜか嬉しくなって来ます。
こういうコメディ色の強い作品は話を盛り上げてくれるキャラの数も重要なのでその点でも安心できる作品と言えます。
まとめ
今回紹介したSPY×FAMILYはジャンプ+看板漫画と言え、話もコメディ色全開の笑える作品です。
いつかお互いの正体を知るときが来るのか、これからの展開にも要注目ですね。
まだ10巻も出ていないので入りやすく、ジャンプ+は無料の漫画サイトですので試しに読んでみるのがおすすめです。最初に世界観にハマったらきっと単行本にも手を出してしまうことでしょう。
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